Huisman、ケーブル敷設マーケットでESD社と提携
Huismanは洋上風力マーケットにおけるケーブル敷設装置サプライヤーとしての強みをさらに伸ばすために、英コンサルタントESD (Energy System Design Ltd.)社と業務提携契約を締結いたしました。本提携により、装置のコンセプトデザインから製造・搭載・アフターサービスサポートまで全て自社で一貫して行うことで責任を持って商品を製造且つターンキーでお届けすることができるHuismanは、洗練されたケーブル敷設装置を設計してきたESD社の専門知識・経験が加わることで、より信頼のおける最先端のケーブル敷設装置をお届けできることとなります。
Huismanは2022年よりケーブル敷設市場への参入に注力し、革新的なケーブル敷設装置のコンセプトで効率的なソリューションを提案してきました。これにより2023年8月には台DFO社向けに3,000t相当容量のケーブルカルーセル(バスケット)を初めて受注したことに加え、Huismanの先進的なケーブル敷設装置納入のLOIを同社と締結。(前記事参照)
ESD社は以前はMAATS社働いていたことで知られる経験豊富なエンジニアらで構成・立ち上げられたコンサル企業であり、本提携によりESD社の豊富な運用知識と専門知識がHuismanの効率的なケーブル敷設装置開発の最前線において活かされることとなります。
本提携による最初のプロジェクトは、多目的船上での迅速かつ容易な運用を目的としてデザインされたHuismanの着脱式インターアレイCLS(*)の開発・設計となります。同装置はケーブル敷設装置の柔軟且つ効率的な運用の需要の高まりにお応えするソリューションとなります。
*インターアレイケーブル:風車間もしくは風車と洋上変電所を接続する海底ケーブル。CLS:Cable-Lay System ケーブル敷設システム/装置。