Huisman、Flex-Lay Systemにて浮体式洋上風力発電用海底ケーブル施工実績

中国三大石油会社の一つである中国海洋石油集団有限公司(CNOOC)により、パイプ敷設船 Hai Yang Shi You 286に納入されたFlex-Layシステム(2017年Huisman社納入)を用いて、中国国内初の大水深浮体式洋上風力発電設備(Haiyou Guanlan、水深100m以深) と文昌油田(Wenchang Oilfields)とを繋ぐ5kmの海底電力ケーブル(ダイナミックケーブル)が敷設されました。

Huisman Flex-Lay System successfully utilised on cable-lay works for floating wind turbine in China

同Flex-Layシステムは、15tから2000tの海底電力ケーブルや海底パイプラインを350tまでの張力で効率的且つ安全に敷設することができるものです。

Huisman社は洋上風力マーケット向けの新たなソリューションの一つとして動揺制御機能付き海底ケーブル敷設システム(MCCLS)を提案しており、これにより洋上風車間あるいは風車と洋上変電設備を接続するインターアレイケーブルの敷設・補修をより安全且つ効率的に行えるものとなります。また、同システムのケーブルクオドラントには曲率の調整が可能なものを開発・採用しており、より安全・繊細な手順でケーブルを着底させることができるものです。

担当:城戸

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