Huisman 日本導入初となるモノパイルグリッパーを大林組・東亜建設工業から受注

Huismanは大林組及び東亜建設工業からモノパイルグリッパーを受注いたしました。同モノパイルグリッパーはモノパイルの建て起こし機能と基礎打設時のパイル保持機能を同時に有しており、これらの船上オペレーションを安全且つ効率的に行うことができるものとなっております。

日本市場においてはこれまでに同様の機能を持つ装置は無く、同Huismanのモノパイルグリッパーが日本初導入となります。同モノパイルグリッパーは大林組・東亜建設工業向けに建造中のSEP船に搭載される予定で、すでに同船に搭載されているHuisman社 1250t PMC (Pedestal Mounted Crane)との組み合わせで使用されることとなります。

同モノパイルグリッパーは同SEP船での使用に併せ、最大取扱い径は8mとなっています。特に建て起こし作業を行うプロセスにおいては、クレーンのコントロールシステムと統合し、安全が担保されたものとなる様に最適化されています。

Huisman社アジア太平洋Commercial Director/ Timon Ligterink(談):「Huismanとしましては、今回日本初となるモノパイルグリッパーをご成約いただき、大変光栄に思っております。Huismanと大林組様・東亜建設工業様との間でこの数年築いてきた信頼関係が今回の成約に結び付いたものと考えております。Huisman社クレーンとの組み合わせで本モノパイルグリッパーは、モノパイル基礎の船上建て起こしから打設までを安全に行うことができるものとなっており、日本における洋上風力発電の発展・推進に寄与できるものと考えております。改めまして、クレーンに続き今回モノパイルグリッパーをご成約いただけました大林組様・東亜建設工業様に感謝申し上げ、本グリッパーをお届けさせていただきますと共に、今後の両社事業の成功をお祈り申し上げます。」

https://www.huismanequipment.com/en/media_centre/press_releases/163-185_Huisman-awarded-Japan-s-first-Monopile-Gripper-order-from-TOA-Corporation-and-Obayashi